【完全版】犬を飼ったらまず必要な登録や病院の予防接種とは?忘れずにすべき手続きの流れ

3匹の雑種犬 お世話とケア

ペットショップや保護犬の受け入れなど、犬を飼い始めたら、予防接種や、地域保健所への登録などの手続きが多くあります。

れん
れん

忘れちゃうと、大変。

必ずやっておきたい手続きと流れを紹介するよ!

犬を飼ったらまずすべき手続き

犬の性格や年齢によって、順番は前後する可能性もありますが、筆者が7ヵ月の保護犬を飼い始めて実際に行った流れです。

行きつけになる病院へ初診

ペットクリニック

まずは、行きつけにできるペットクリニックに初診に行きましょう。

緊急の時にも行きやすいように、自宅近くがおすすめです。

病院で、ワクチンや予防接種の時期やタイミングを相談してみましょう。

初診で効いておくべきこと
・ワクチンの摂取の日程

・狂犬病予防の日程

・ご飯やおやつの量

・ノミダニの地域情報と飲むべき薬

・去勢や避妊手術をする場合はそのタイミング

地域によっては、野良猫が多いなどノミダニ予防を気をつけるなど

混合ワクチン

走る2匹の犬

混合ワクチンは、国や地域で決められた義務ではありません。

しかし、犬から犬への感染や、犬から人への感染症予防として、ペットホテルやドッグランの利用時に証明を見せなければ利用できない場合も多いです。

任意とはいえ、人と犬の健康のために犬を飼ったら毎年摂取するようにしましょう。

混合ワクチンとは

混合ワクチンとは、2種混合から11種混合までの組み合わせで、複数の病気に効果的なワクチンを、一度に接種するものです。

致死率の高い感染症予防は「コアワクチン」、地域によって推奨されるワクチンは「ノンコアワクチン」と言われます。

2種 3種 4種 5種 6種 7種 8種
コアワクチン 犬ジステンパー
犬伝染性肝炎 ×
犬アデノウイルス(II型)感染症 ×
犬パルボウイルス感染症 × ×
ノンコアワクチン 犬パラインフルエンザ × ×
犬コロナウイルス感染症 × × × × ×
犬レプトスピラ症
(イクテモヘモラジー)
× × × × ×
犬レプトスピラ症
(カニコーラ)
× × × × ×

8種以上は地域で必要な場合に行います。

何種類の混合ワクチンを打つべきかは、地域によって異なります。

そのため、まずは病院に行って、地域情報などを効いて獣医さんに相談しましょう。

混合ワクチンの費用

費用は、動物病院によって異なりますが、おおよその金額は以下です。

2種混合:3,000円~5,000円程度、

7種以上:7,000円~10,000円程度。

また、予防接種のワクチンは、保険の対象外がほとんどです。

混合ワクチンの回数

世界小動物獣医師会の「犬と猫のワクチネーションガイドライン」によると、生まれて6〜8週目に1回目のコアワクチン接種を行い、さらに、16週以降までに2〜4週間隔での追加接種を行う「3回接種」が推奨されています。

3回に分けて行う理由は、免疫が体内でできるのに時間がかかるためだと言われています。

そのため、お散歩デビューも最後のワクチンが終わって2週間くらい経ってが望ましいと言われています。

その後は1年~数年に1回、継続して接種しますが、これも地域によって変わることがあるため、スケジュールを病院で聞いてみましょう。

狂犬病の予防接種

家でくつろぐ犬

狂犬病の予防接種は、狂犬病予防法によって、飼い主の義務として1年に1回、摂取しなければなりません。

れん
れん

住んでいる役所から、「●●までに摂取してください」と毎年ハガキが届くと思うよ。

混合ワクチンの後に摂取することが多いです。

摂取はいつまで?

狂犬病予防接種の期限は、生後91日まで。

保護犬などで生後91日以降で予防接種をしていないわんこを飼い始めたら、飼い始めてから30日以内に摂取しなければなりません。

その後は毎年、4月1日から6月30日の間に受けさせるのが一般的です。

2020年はコロナウイルスの影響により、期間が延長になっている自治体もあります。

予防接種をしなかったら、狂犬病予防法に基づいて、飼い主は罰金数十万円を支払わなければなりません。

犬の健康はもちろん、周囲の人の安全のためにも、「打ち忘れた」「犬の副作用が気になる」などで打たないことがないようにしましょう。

届出は必要?

狂犬病の予防接種は義務なので、自治体に「摂取した後に届出」を出さなければなりません。

狂犬病予防注射の接種を受けたら、「注射済票」が交付されます。

これは、犬鑑札と一緒に、常にわんちゃんの身につけておかなければなりません。

狂犬病済票と犬鑑札の付け方

犬鑑札は、畜犬登録を市町村の役所でした時に配布されます。

写真のように、首輪につけておくと安心です。

狂犬病の注射の間隔は1年に1回が通常です。

毎年、登録している役所からハガキなどのお知らせが届くので、忘れたということがないようにしましょう。

動物病院によっては、狂犬病予防接種の役所への届出を代行でしてくれる病院もあります。
してくれない場合は、自分で病院の証明書を持って、役所に行かなければなりません。
手続きに費用が数百円かかることがあります。

畜犬登録

おすわりした小型犬
畜犬登録とは、犬を飼い始めたことを地域の役所に登録することです。

犬も人の住民登録と同じ様に、地域の役所への登録の届け出が必要です。

登録をすると、「鑑札」という金属のプレートが交付されます。

鑑札は、狂犬病の注射済票と一緒に、いつも身につけておく必要があります。

れん
れん

登録に行く時期は、生後91日〜120日の間です。それ以降に飼い始めた場合には、犬を飼いはじめた日から30日以内が決まりです。

人間の住民票登録と似たようなものですので、「飼い主の転居」「電話番号の変更」「結婚による苗字の変更」などがあった場合も、手続きのし直しに行く必要があります。

地域によっては、同時に犬の標識が配布されます。

玄関に「犬を飼っていることがわかるように」掲示をします。

マイクロチップ埋め込み

れん
れん

マイクロチップは、迷子→殺処分にならないために

義務化が進んでいるよ。

犬のマイクロチップとは、長さ8mm~12mm、直径2mm程度の円筒形で、ICを内蔵している「電子タグ」です。

これに15桁の個別の番号が振られ、飼い主情報と犬の情報を登録しておくことで、災害によって迷子になった場合も、飼い主が見つかりやすくなります。

「痛いの?」という心配をする飼い主も多いですが、注射器で埋め込むのはすぐに済み、痛みは感じないと言われています。

心配な場合は、去勢・避妊手術など、麻酔をかけている時に一緒にお願いするのもいいかもしれません。

動物の殺処分を減らすために、このマイクロチップは、義務化が進んでいます。

いつから義務化になるの?

2019年6月12日に法律の改正がされたため、交付されて執行されるまで数年以内と考えられます。

フィラリア予防

飼い主に撫でられる犬
フィラリア症とは、「犬糸状虫症」とも呼ばれる感染症です。

蚊を介して感染し、血液の慢性的障害や呼吸器にも影響が出ることがあります。

日本のように蚊が多い地域は、必ず打つようにしましょう。

れん
れん

蚊が発生するちょっと前の時期から予防が必要だよ!

いつから予防する必要があるかは、地域の病院の先生に聞いてみるのがおすすめです。

ノミ・ダニ予防

ノミ・ダニ予防は、地域によって飲む期間(時期)が変わります。

市販でも売られていますが、病院でフィラリアと一緒に処方してもらうと安心です。

れん
れん

私は東京に住んでいるけど、通年でノミ・ダニの薬を飲んでいるよ。

肌に直接添付するタイプや、ごはんに混ぜて食べる経口薬タイプがあるよ。

直接添付するタイプは「フロントライン」が代表的。

経口薬タイプは「ネクスガードスペクトラ」が有名です。

薬の効果はあっても、草むらは避けるなど、普段から気をつけて散歩をすることも大切です。

去勢・避妊手術

カーラーをつけた犬
犬の避妊・去勢については、飼い主さんによって考え方が様々です。

保護犬の里親としてわんちゃんをお迎えした場合は、避妊・去勢手術済みのわんこも多いです。

また、未手術の場合は、時期を見て手術をすることをおすすめされることが多いです。

メリットデメリットをきちんと理解しておきましょう。

れん
れん

わんちゃんの体力や、年齢などを考えて、獣医さんと相談してね。

時期はいつ?

メスは、生後6~8ヶ月くらいに初めてヒート(発情)します。

発情前がその後の病気のリスクも減るとして理想的だと言われています。

オスの場合は、生殖能力が完成する生後6ヶ月前後が理想的だと言われています。

この時期を過ぎて手術をする場合は、ホルモンのバランスなどが手術前後で変わるため、性格に違いが見られることもあると言われています。

発情時期など、発育の速さは、犬種の大きさなどでも変わります。スケジュールは医師に相談しましょう。

費用

健康なわんちゃんの場合、オスは2万円前後、メスは5万円前後の手術費用が一般的です。

料金は病院によるため、確認をしましょう。

また、オスは入院をせずに当日退院できる場合もありますが、メスは病院に1日〜3日程度泊まるのが一般的です。

宿泊費用が別途かかる場合もあるため、事前に確認してみてください。

まとめ

犬を飼い始めたら、まずやるべき届出や病院での予防接種などの手続きがあります。

特に、予防接種やノミダニ予防の薬などは、忘れてしまわないように、しっかりと飼い主がスケジュールを理解しておく必要があります。

また、狂犬病の予防接種や地域への畜犬登録は、法律で義務付けられています。

初回以降は、毎年お知らせが届く地域もあります。

「忘れてた」ということがないようにしましょう。

ワクチンなどの時期は、わんちゃんに負担がかからないように間隔を開けて行うことも必要です。

まずは病院に健康診断に行って、その後の予定を相談することをお勧めします。

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