
内容保護犬の里親になりたいけと、一人暮らしでも可能?

私の飼い主さんは、東京で一人暮らしをしている時に
私を引き取ってくれました!
実際に一人暮らしで保護犬を引き取った際の、里親になる方法や流れをブログで紹介します。
ワンちゃんの命を救うために何かしたいけれど、「マンション一人暮らしだから無理だ」と思われている方などの参考になれば嬉しいです!
一人暮らしでも保護犬の里親になれる条件とは
保護犬を預かっている施設や、保健所、シェルターやボランティア団体によって、里親になるための規定があります。
里親になるには一人暮らしでは難しいという規定を設けている団体も多いです。
しかし、あなたの働き方や生活環境によっては、一人暮らしでも保護犬の里親になることが可能です。
- 仕事が在宅やリモートワークで留守にする時間は少ない
- 自営業者など
里親になれるかどうかの判断基準は、「ワンちゃんをどれほど長い時間、一人でお留守番させることになるのか」
ということです。
実際に私は、リモートワークでできる仕事を本職としています。
そのため、オフィスに出勤する必要がなく、レンと、ほとんどの時間一緒にいることができます。
マンションでも可能?
一般的に保護犬を引き取るなら、様々なサイトで「一軒家で十分な広さがある」「常に家に誰かいる」家庭が望ましいとされています。
しかし、団体によってはマンション(ペット可能物件)でも引き渡しが可能な場合があります。
ただ、ミックス犬の仔犬の場合、成犬時の大きさが不明の場合も多くあります。
住んでいる物件が、ペット可能物件であっても「大きさ」に制限がある場合も多いため、必ず事前に確認しましょう。
部屋の広さはどれくらい必要?
まず部屋の広さは、筆者の経験上では犬を飼うなら広いに越したことはありません。
しかし、狭いからといって保護犬団体から譲渡をNGされることは少ないでしょう。
毎日きちんと十分にお散歩をしてあげて、外でしっかりと身体を動かし、家では疲れて寝るだけという状態のワンちゃんは、家は逆に狭い方が本能的に落ち着くと言われています。
犬の大きさによりますが、お留守番をさせるときのケージなどが無理なく収まる清潔なスペースがあれば、十分だという話を団体の方に伺いました。
ちなみに私の家はペット可能物件で、ワンルームの30平米くらいです。
里親として引き取った時のレンの体重は、10キロ程度の柴犬くらいの中型犬です。
決して広くなく、ベッドや机などを置くと、犬用のケージはギリギリ納まる程度でした。
それでも保護犬団体の方が自宅チェックに訪問に来てもらった際も、問題はありませんでした。
マンションやアパートで犬を飼う場合の注意点
ペット可能物件か(どの大きさまで可能か)
東京でもペット可能なマンションが増えてきました。
しかし、条件は「中型犬以下」が多いのが現状です。
保護犬の犬種は雑種が多く、成犬に育った時に、中型犬や大型犬程の大きさになる犬も多くいます。
まずは何キロ以下なら可能かどうかの物件の条件を確認しましょう。
それを保護犬団体に伝えると、最適なワンちゃんを紹介してくれるでしょう。
敷金が返却・償却などの契約を必ず確認する
ペット可能物件は、退去の際に敷金が焼却になる場合が多いです。
フローリングの汚れや匂いの清掃に、通常よりも手間がかかるためです。
または、共益費(管理費)が若干上乗せされる場合もあります。
そのため、必ず大家さんや管理不動産会社に事前に確認をすることが重要です。
共用スペースの利用条件を確認
ペット可能物件であっても、共用スペース(エレベーターやラウン)はペットを抱っこしていどうしなければならないマンションも多くあります。
その場合、大型犬ならとても大変です。
私の住んでいる物件は、共用スペースはペットは抱っこで移動しなければなりません。
レンは体重が10キロ以上あるため、案外これは毎回の散歩の際に大変な労力です。
犬用のケージを置けるスペースがあるか
家の広さの話と共通しますが、広い家でなくても問題はありませんが、犬がケージでお留守番できるような広さ(ケージを置けるひろさ)は必要です。
ケージの中には、ペットシーツ(ペットのトイレ)とお水、おもちゃを置いておけるスペースが望ましいです。
狭すぎるとお留守番している間におしっこをしたら、よけるスペースがないと衛生的にもよくありません。
最低限、清潔にそして安全に一人でも過ごせるスペースを必ず確保してあげましょう。
一人暮らしで里親になりたいなら、まずは相談!
一人暮らしだけど、保護犬の里親になりたいという方は、まずは保護犬のボランティア団体や施設に相談をしてみましょう。
里親の条件を確認することができます。
改善点を教えてもらえる場合もあり、それをクリアにできれば譲渡も可能な場合があります。
保護犬として引き取るワンちゃんは、ペットショップにいるワンちゃんよりも人に慣れていなかったり、過去に悲しい思い出を持っていたりする犬もいます。
二度と、同じような経験をさせないために、そして心に何か悲しい想いや怖がりな子を傷つけないためにも、里親はとても責任が重い役割です。
家の条件や自分の働き方の変化によって、世話ができなくなったから団体に返すということは絶対にあってはいけないことです。
気軽に飼おうとせずに、まず不安点があれば一人で悩まずにボランティア団体などに相談をしてみることをおすすめします。
コメント